【レビュー】PSVR『Tethered』は暇だと絶望して死ぬファンシーブラックなストラテジーVRゲームだった
こんばんは、白乃もかこです。
PSVRも発売されて3ヵ月近くが経過しようとしていますが、
PS Storeを見に行くとたまーに新しいソフトが追加されているんですよね。
海外のPS Storeの方がたくさんソフトが配信されているのをつい最近知ったのですが、向こうで既に配信されてたものがやっと日本でも配信始まってきているみたいです。遅い。
そうしたソフトの中で気になって購入した『Tethered』というソフトのレビューを今回していきたいと思います。
『Tethered』って?
そもそもどうやって読むの?ってところから始まりそうです。
日本だとあまり聞きなれない単語ですよね。
「テザード」と読むみたいです。
tetherが「つなぐ」という意味なので、つなげられた、結合した、みたいなニュアンスのタイトル。
日本では12月22日から配信されていたようです。
日本人的には若干地味というか分かりづらく感じるタイトルのゲームなんですが、グラフィックに惹かれました。
Tethered PSVR - Announcement Trailer
ジブリに影響を受けたゲーム、と言われていましたが個人的にどの辺に影響を受けているのかいまいち分かりませんでした・・・?
でもキャラクターは可愛らしく、グラフィックもPSVRの中でも美しい方なので、癒されます。
どんなゲーム?
ラピュタのような空に浮かぶ島で暮らす「ピープス」と呼ばれるキャラクター等を操って、島を発展させ「スピリットエネルギー」を集めるRTS(リアルタイムストラテジー)ゲームです。
昼間は木材や石材などの素材を集めて建物を建てて島を発展させ、夜は島を襲ってくるモンスターと戦います。
スピリットエネルギーは島を発展させたり敵を倒したりすることによって得ることができ、集める度に新たに建築できる建物やエリアが解放されていきます。
それぞれの島(ステージ)ごとに集めるスピリットエネルギーが決められているので、このエネルギーをなるべく早く、戦略的に集めていきます。
最初のメニュー画面。
今のところステージ13まで存在しているようです。
ちょっと画面曲がっちゃってますが、こんな感じでスピリットエネルギー目標が定められてます。
この目標が達成できたらクリア。
クリアタイムでランキングが表示されます。
ゲームを始めるとどのステージも荒地から。
空から最初のピープスの卵が降ってくるので、天候(太陽の雲)を操って温めて卵を返します。
ピープスはお腹がすくと絶望して(!?)死んでしまうので、食べ物集めは常にかかさず行います。
ピープスと目標物(食料や木材などが採れる林等)をつなぐ(Tether)ことによって彼らに指示を与え、資源を集めます。
スピリットエネルギーを集めることによって空から新しい卵が降ってきます。
仲間をどんどん増やして効率的に資源を集め、島を発展させます。
発展させると荒地が緑に変わり、空き地には資源を使って建物を建てることができます。
建物はそれぞれ効果を持っているので、どの建物をどれくらい建てていくか、考える必要がでてきます。
天候を操って川を凍らせたり、資源を再生させたり、雷雲を作ってすでに建てた建物を壊すこともできます。
夜にはモンスターが出てくるので戦って島を守ります。
結構のほほんまったりやる癒し系ゲームかと最初思ってたんですが、やり始めると想像以上に忙しいです。
というのも、ピープス達に指示を与えないでいると、彼ら、暇であることに絶望して死んでしまうんです。
なんつー設定なんだ、これが真の社畜・・・!!?
一回ミスって死なせてしまったんですが、彼ら、絶望するとゾンビのようになって崖から落ちて自殺するんです・・・
こんな可愛らしい外観なのにブラックすぎて衝撃でした。
絶対死なせない・・・!!!!!という気分にさせられるので、ピープスの数が増えれば増えるほど大忙しです。
頑張って目標までスピリットエネルギーを集めると、最後に評価がでます。
めっちゃ曲がってるごめんなさい。
牧師とかエレメンタルは割と簡単にA取れるんだけど、スピリチュアルや世俗はどうやったらいい評価もらえるんだろう?なかなか難しいです。
ちなみに1ステージプレイするのに30~40分ほどかかります。
ランキング上位者は10分代とかなんですがどうやったらそんなタイム縮められるんだろう・・・
VR酔いは?
島というか小さな箱庭を見下ろすような神様視点でプレイするゲームなのであまり酔わないと思っていたんですが、
1,2ステージ(1時間以上)プレイしてるとだんだん頭が痛くなってきます。
いろいろと考えながら、頭を動かして、向いている向きで目標物をつないでいくためでしょうか。
VR本体で頭を締め付けているためでしょうか。
VR酔いというよりVR疲れかもしれませんね。
個人差あるとは思うのですが、いずれにしても1ステージやったら休憩しないと、意外にもぐったりしちゃうので要注意です。
まとめ
こういったジャンルのゲームをやるのは初めてだったんですが、結構自分には向いていたようでとても楽しめました。
町を作ったりするようなゲームが好きな人は好きかも。あとピクミンとか。
VRにこういうジャンルってあまり向かないんじゃないかなと思っていたんですが、やってみるとこういうのもアリかも。
お値段は3,499円 (税込)とまぁまぁの金額ですが、値段相応に楽しめるんじゃないかなと思います。
なお、現在Playstation Storeからのダウンロード版のみとなっています。
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