【レビュー】ジャケット絵が悪夢に出てきそうな映画『エスター』を見た
こんばんは、白乃もかこです。
突然ですが、皆さんはこの映画のジャケット、見たことあるでしょうか。
以前友達に「昨日不気味な映画見たよ」と言われ、この画像を見せられたのですが、
薄気味悪すぎて、それからこの画像と映画のタイトル『エスター』が頭から離れなくなりました・・・
ふとした瞬間に思い出し、DVDを借りに行くたびに思い出し、そのうち悪夢に出てくるんじゃないかと怯えながら3年も経ってしまいましたが、
やっと先日!!見れました!!!
ちなみになんで3年も見なかったんだというと、もともとホラー映画等がとっても苦手で、
気になりつつも怖くて見れなかったんですよね・・・
最近やっと洋画のホラー映画ならなんとか見れるようになってきたので、見ました笑
ということで、今回は映画『エスター』の感想を書きたいと思います!
『エスター』
『エスター (Orphan) 』予告編:2009年10月10日 全国ロードショー
2009年に公開された、『蝋人形の館』のジャウム・コレット=セラ監督によるサスペンス・ホラー映画です。
「この娘、どこかが変だ。」というキャッチコピーと、見た人に「うわっ、まじで変だ、やばい」と瞬時に危機感を煽る強烈な少女の画像。
この見るからにヤバそうな少女の名前が、映画のタイトルにもなっている「エスター」です。
あらすじ
物語の舞台となるは、ケイトとその夫のジョン、長男のダニエルと、耳の不自由な長女マックスの4人家族。
ケイトは過去に子供を流産で亡くしたことがトラウマとなってしまっており、ケイトとジョンはその悲しみを癒し、克服するため、養子をとることにします。
そこで孤児院を訪れ、彼らの目に止まったのが、他の子供達とは離れて一人で絵を描いて遊んでいる少女、エスターでした。
しかしこのエスター、ジャケットの画像とは打って変わって、ちょっとミステリアスな雰囲気はあるものの普通にかわいらしい少女に見えるんです。
かしこく、礼儀正しい、良い子、というイメージ。
でも、そう思っていられるのは映画の序盤のみ。
一家に引き取られたエスターは、この後さまざまな恐ろしい「問題」を引き起こしていきます・・・
引き取られたばかりのエスターの見せる天使のようなほほえみと、ジャケット写真のような不気味で不吉な表情の裏には何が隠されているのでしょうか・・・
感想
※以下、若干のネタバレを含みます。
とにかく、子役の演技、特にエスター役のイザベル・ファーマンの演技が素晴らしかったです。
彼女の演技もあり、最後まで見事に騙されてました・・・
そんな彼女の違和感に唯一気づくのが妻のケイトなわけですが、エスターの周到な策略により、夫などから逆に「ケイトがおかしい」と思われ、夫婦仲が引き裂かれていきます。
また、子供達もエスターの策略や罠に巻き込まれ、危険にさらされてしまいます。
一家がバラバラにされていく様子がなんとも痛々しい・・・
特に夫のジョンがなさけなさすぎてイライラさせられます・・・
霊的な怖さはないのですが、とにかくエスターの持つ不気味な迫力と、子供とは思えないような残忍さが怖かったです。
ただ、カンが良くラストの展開に気づいてしまったら、気が抜けてしまうかも。
子供が残酷なことをしているのを見るのは苦手・・・という方もいると思うので、そういう方は見ない方が良いかもしれませんが、
ホラー映画チックな演出も度々あったものの、怖いの苦手な私でも思ったより大丈夫でした。
(もう見てられない・・・!ってなって電源落とすとかはなかった笑)
なので、私と同じく「ジャケットの写真が頭から離れなくなってしまった!!」という方は是非一度、見てみて下さい。