【旅行記】3月の沖縄、寒さと戦争の痕と鍾乳洞とカフェ
こんばんは、白乃もかこです。
2週間前のことになりますが、人生初の沖縄に行ってきました!!!!
関東近辺はいろいろいったことがあるんですが、沖縄だったり四国だったり、飛行機じゃないと行けないようなところはまだまだ私にとって未踏の地。
あと今までリゾート地ってあまり興味なかった、っていうのも理由ですね。
沖縄ってきれいな海と美ら海水族館と首里城くらいしかないと思ってました。
(行ってみたらそんなことなかった)
きれいな海に興味なかったのも去年セブ島行ったことによって考えを180度改めましたが。きれいな海最高!!!
2泊3日で割と弾丸でつめつめでしたが、いろいろありましたが、楽しめました!!!
3月の沖縄ってどうなの?海入れるの?やっぱり沖縄だしあったかいの?ってことも含めて書いていきたいと思います。
沖縄到着!気温は・・・!?
始発の電車乗って羽田6時半ごろ発の飛行機で沖縄へ!
9時半ごろ沖縄についたのですが、最初の感想、寒い。
以前同じように3月前半に沖縄に行った友達複数から、
めっちゃ暑かったよ!半袖短パンで過ごしてたよ!
と聞いていたのに、東京とほぼ変わらない気温。コートそのまんまでも余裕なくらい。
たまたま寒いタイミングだったというのもあるんですが、沖縄とはいえ3月なのでまだ寒い日もあるようです。
Tシャツに重ねて着れるような長袖Tシャツやヒートテック等、寒くても暑くても対応できるような服を持っていくこと必須です。
ただ、セーターを着ているとさすがに浮きそう。
とはいえ事前に天気予報で非常に残念ながら旅行中3日間の天気が悪くて寒いことは分かっていました。思った以上でしたが。
ということで沖縄1日目は主に戦争と鍾乳洞の旅に。
旧海軍司令部壕
第二次世界大戦の終盤の沖縄戦の際実際に使われていた、海軍司令部のあった壕です。
つるはしで掘った後がはっきりと分かったり(上の写真、天井は整備されてますけど横の壁はガリガリですよね)、
幕僚が手榴弾で自決した時の破片の痕がそのまま残っていたり、司令長室の壁に詩がそのまま残されていたりと、かなり衝撃的です。
(こちらが司令長室)
壕ということもあり、陰気な雰囲気が漂っていたのは、湿気のせいというだけだと思いたい・・・
壕自体は小高い丘にあり、那覇市が一望できて眺めが良く気持ちいいんだけどね。
うん、天気悪いね。あと風通し良すぎてめちゃくちゃ寒かったね。
沖縄陸軍病院として使われていた南風原壕という場所もそう遠くないところにあるのですが、こちらは当時本当に悲惨だったようです。
こちらの壕の中に入るのは事前の予約が必要だそうで今回は行けなかったのですが、行く際にはそれなりに覚悟を持って真摯な気持ちで行く必要がありそうです。
見学してて辛くなりそう。
平和学習として必要な遺産ですが、苦手な方や霊感が強いと感じている方などにはおすすめできません・・・
ひめゆりの塔
沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒の慰霊碑と平和祈念資料館があります。
さきほど沖縄戦の際に悲惨な状況にあったと述べた沖縄陸軍病院に従事していた女子学生たちがひめゆり学徒です。
弾の飛び交う危険な中食糧を運んだり、傷ついた兵士たちの世話をしたり、手の施しようがないため麻酔なしで四肢切断をする手術の補佐をさせられたり・・・
追い込まれ解散命令があった後は多くのひめゆり学徒が行き場をなくし、亡くなったそうです。
平和記念資料館では、そのような亡くなったひめゆり学徒一人一人の顔写真が飾られ、
それぞれにこの人はどういう性格の人で、どんなことが得意で、どんな最後を遂げたかということが書いてあり、とても心苦しくなります。
資料館の終わりに書かれたメッセージ。
戦争系の資料館というとやっぱり広島が有名ですが、こちらも是非ともたくさんの人に訪れてほしい。
おきなわワールド
午前中で戦争の辛い記憶を心に留めた後はおきなわワールドへ。
琉球王国っぽい家が見れたり、体験学習ができたり、ハブを見れたりと沖縄っぽいことをいろいろできるんですが、
こちらのメインは誰が何と言おうと鍾乳洞だと思っています!!!!!
玉泉洞
おきなわワールド内にある国内最大級の鍾乳洞。
こちらに入るには別途入場料がかかるんですが、見る価値十分にあります。むしろこっちだけ見たい。
国内最大級というだけあって、見学できるエリアだけでも900m近くありかなり長いです。
写真とりまくりながらゆっくり見てたら出てくるまでに1時間かかりました笑
入るといきなりかなり広いスペースへ。
ちなみに、なぜか鍾乳洞内かなり暑かったです。いや、この日の外が寒すぎただけかもですが・・・笑
暑いのと湿気で最初の方はカメラのレンズが曇っちゃって撮影に苦戦するほど。
私的な見どころはこちらの槍天井。
時間によって照明が変化しますが、赤の時はまるで地獄に迷い込んだよう。
落ちてきたら私、確実に死ぬ。
あと水の透明度が高くて非常にきれいでした。
魚やザリガニとかも探していると発見できます。
照明当てているから、というだけではないこの綺麗さ。
水が本当に透明だからこそ、ここまで綺麗なのだと思います。
ちなみに普通の鍾乳洞って、狭い道を洞窟探検みたいに進んでくことが多いんですが、ここは珍しく通路がめちゃくちゃ広い。
さすが国内最大級だ!と思ってたんですが…
よく見ると広い通路を作るために天井の鍾乳石を折ってるんですよね……ちょっとこれは残念……
ガンガラーの谷 CAVE CAFE
おきなわワールドのすぐ向かいにあるガンガラ―の谷。
こちら、なんと、鍾乳洞の中にカフェがあるんです!!!!!!!
大きく開いた鍾乳洞の入り口に赤いパラソルが見えるかと思います。
中から見るとこんな感じ。
控えめに言って最高!!!!!!!
鍾乳洞大好きな私からすると鍾乳洞の中でこんなゆっくりくつろげるスペースがあるなんて夢のようです。
ちなみに鍾乳洞なので上から冷たい水滴が落っこちてきます(そのためのパラソル)
斎場御嶽
「せーふぁうたき」と読みます。いや、絶対読めないって。ふぁってどっから出てきたんだ。
最初漢字と読みがまったく一致しなくて混乱してました。葬儀場かと思ったよ。
葬儀場じゃないならなんなかというと、琉球王国の聖地だったそうです。
有名なのがこちらの三庫理(サングーイ)。
巨大な一枚岩が絶妙なバランスで三角形のすきまを作ってます。
この下を通るときなんだか自然と厳かな気分になりますが、ここを抜けたところから見る海がなんだか素敵。
国際通り
夕飯は国際通りへ。
沖縄料理屋さんやステーキ屋さんやおみやげ物屋さんであふれかえってました。
寒い中外人さんが半袖短パンでアイス食べてた。強すぎ。
適当な沖縄料理屋さんに入って食べたんですが思った以上においしかったです!
泡盛2種とハブ酒の飲み比べセットを頼んでみたんですがハブ酒が一番飲みやすくて甘くておいしかった、、、
おきなわワールドでボトルに漬けられたハブを見たときは絶対飲みたくないとか思ってたんだけど、意外(泡盛が最強過ぎたというのもある)
本土ではあまり食べられない沖縄料理、堪能できました♪
1日目まとめ
ほんと沖縄って観光するとこなくてほぼリゾート、ってイメージと、暖かい地方だから料理はおいしくない(これは父親からの洗脳)ってイメージが強かったんですが、イメージ変わりました!
旅行は歴史めぐりが好きって方には戦争の歴史を辿る度、自然が好きって方には鍾乳洞を旅程に入れることを強くおすすめします。
リゾートだけじゃないんだよ!
あと沖縄料理もかなりおいしかった!
父親からの刷り込みなので、昔より観光客向けに食べやすいアレンジが施されてるのかもしれませんね。
文字数が足りなくなってきたんで2日目、3日目は次の記事で。