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【レビュー】RADWIMPSがしみる『君の名は。』2回見て最高だったけどまだよく分からないこと

こんばんは、白乃もかこです。


以前『秒速5センチメートル』のレビューを書いた際、

shirono-mokako.hatenablog.com

君の名は。』をオールナイトで見たけど飲み会後で眠気に敗北して前半丸々寝てしまった!でもそれでもめちゃくちゃ面白かった!!


みたいなことを書いていましたが、やっぱり全部見たくてこの前2回目見に行ってきました!!!


いやぁ、、、やっぱり面白かったし、オチ分かってるのに何度もうるうるきてしまいました・・・



君の名は。

もう長いことやってるし大人気ですし、見た方も大多数だと思いますが、一応ご説明。


「君の名は。」予告

「もしかして・・・俺たちは夢の中で・・・入れ替わってる!!?」
「あの男(女)は~~~~!!!」
ってやつですね。
まだ見ていない方でも映画館の予告やテレビCMなどで見た方は多いんじゃないでしょうか。



このセリフからそのまま分かる通り、よくある「人間の魂が入れ替わっちゃう設定」なのですが、
この映画での「入れ替わり」は、互いに面識のない東京に住む男子高校生、瀧と田舎に住む女子高校生、三葉との入れ替わりです。


入れ替わって、それでどうなるの?


という話は映画の内容に大きく関わってくるのでまだ見てない方は見てからのお楽しみです。


ちなみに本日2016年10月24日時点で興行収入164億越えで国内歴代9位、邦画では5位だそうです・・・すごい!
www.nikkei.com
まだまだ人気は続きそうですし、ロングラン上映になりそうですので、これからも見に行く機会はありそう。



ちなみにこっちの予告バージョンは一度見るとすごいうるうる来てしまいます。。。

「君の名は。」予告2


感想

何が良かったか、という話をしすぎてしまうとネタバレになりそうなのですが、この映画に関してはシナリオの良さももちろんのこと、
それを映像の美しさとRADWIMPSの音楽が一層引き立てつつ綺麗に絡み合っている点かなと思います。


まず映像の美しさですが、新海誠さんの作品は映画自体をじっくり見る前から光の描写がとても綺麗だなーと思っていました。
今回は予告編からも伺えますが夜空をかける彗星という「光」の美しさが、息を飲むほど綺麗で、圧倒的で、すさまじいです。
また、途中電車に乗るシーンがあるのですが、どうしても『秒速5センチメートル』が思い出されます笑



そして音楽は今回RADWIMPSの曲が至る所で使われています。
君の名は。』のために書き下ろされているようで、映画の内容と歌詞が相まって一層感動的です。
歌詞つきの曲を流すタイミングも、映像のメリハリや勢いが加速されるようで、計算されているなぁと感じました。


CMでは「前前前世」の曲の印象がとても強いのですが、

前前前世

前前前世

主題歌の「なんでもないや」もとても良いです。映画のラストで流れるのですがとても感動的です。

なんでもないや

なんでもないや

ちなみに予告2で流れてるスパークルが私は一番好きです。こちらも映画のかなり見どころとなるシーンで流れます。

スパークル

スパークル



RADWIMPSの曲はもともと歌詞がすごい良くて好きで。
高校時代でよく聞いていて初めて歌詞を聞いて涙を流したのはもしかしたらRADWIMPSのふたりごとかもしれない・・・なんてエモーショナル!

ふたりごと

ふたりごと

なんだかだんだんRADWIMPSの宣伝みたいになってきてしまいましたが笑


ちなみに彼らによって手掛けられた曲がつまった『君の名は。』のサウンドトラックも発売されているので、私のように曲も気に入った人は是非。

君の名は。(初回限定盤)(DVD付)

君の名は。(初回限定盤)(DVD付)

君の名は。(通常盤)

君の名は。(通常盤)


2回見てもまだよく分からなかったこと

※以下、ネタバレを含みます





三葉の家の血筋の件や、瀧くんがいつのまに先輩ではなく三葉に心を惹かれていったのかなどなど、細かい気になるポイントがいくつかありますが、
一番気になったのが、三葉があの堅物そうな父親をどうやって説得したのか、なぜ父親が信じてくれたのか、ということ。

やっぱり瀧くんではなく、実の娘である三葉が中にいるときじゃないとだめなんだ!!
というのはあるかもしれませんが、果たしてそれだけなのでしょうか。


だって・・・もうだめかと思いましたもん・・・・・・笑



というようなことを考えていたら、どうやらスニーカー文庫より出ているAnother sideストーリーを読んでみるとこの疑問が解決するそうなのです。


三葉以外の表紙の4人、つまり瀧くん、テッシー、四葉、三葉の父親からの視点で、映画で描かれている物語が進んでいくそうで。
父親は映画では重要な立ち位置(役目)であるにも関わらずほとんど語られなかったため、これを読めば少なくとも先ほどの疑問の一口は掴めそうですね!


2回目見に行ってからこの本の存在を知ったので、読んでから行けば良かったと後悔しております…


3回目を見る前に、読みます!笑