東京から2時間弱!ユーシン渓谷で世界遺産級紅葉狩り!
こんばんは、白乃もかこです。
一週間前の日曜日でちょっと前になっちゃうのですが、神奈川県にあるユーシン渓谷へハイキング&紅葉狩りへ行ってきました!
ユーシン渓谷って?
神奈川県足柄上郡山北町の玄倉川にある渓谷です。
最初に存在を知ったのは1年ほど前、SNSで話題になってたときに見かけました。
何がすごいって、東京から1時間半~2時間で世界遺産級の絶景を見に行けるってこと!!!
それがこちら。
ユーシンブルーと呼ばれる、透明で吸い込まれそうなエメラルドブルー!!!
とっても綺麗じゃないですか!!?
「丹沢の秘境」とも呼ばれるそうなのですが、納得の美しさ!!
新緑の時期も綺麗だそうなんですが、紅葉の時(11月中旬~12月上旬くらい)がベストシーズンだそうで。
ずっと行きたいと思ってたんですが、今回この紅葉シーズンに行くことができたのでレポします!
アクセス
車:東京方面から「大井松田I.C」で降りて30分。
静岡方面から「御殿場I.C」で降りて60分。
電車:小田急小田原線新松田駅から富士急湘南バスで45分、「玄倉」バス停で下車。
って感じです。
SNSで話題になってから人が増えたのでしょうか、これまでは実は駐車場、なかったそうなのですが、今年増え始めました!
つまり、まだ全然観光地化されてないんです。
これから人気が上がれば観光地化されそうですが、まだまだ穴場スポット。
ネットで情報調べると電車ルートを紹介してるページが多いんですが、今回車で向かいました!
車で行くことを考えてる方は参考にしてみてください!
I.C~駐車場付近
新宿辺りでレンタカーを借りて高速にのり、車で1時間半かからないくらいで大井松田I.C。
そこから車で30分くらい走ります。
ちなみに高速降りてから現地に着くまでの道にはコンビニ等ないので注意、です!
国道246号線を走って清水橋で右へ。
そして着いたのが丹沢湖。
ちょっと!すでに絶景感漂ってるんですけど!!!
天気が良かったこともあってか、丹沢湖自体もエメラルドグリーンに近い、綺麗なグリーンに見えます。
現在使用可能なユーシン渓谷へ向かう方に解放されてる無料駐車場はこの付近にある丹沢湖ビジターセンター跡地や丹沢湖森林館・薬草園(閉鎖中)。
なのですが、、、
行ったときには既にいっぱいでした……
着いたのが11時頃でかなり遅めだったのでしょうがないですかね…
そして駐車場に入れなくて丹沢湖周辺に路上駐車してる車がずらり。
やっぱりSNSで話題になった影響でしょうか。突然増えた観光客に対応が追いついてない雰囲気がします。
ちなみにバス停玄倉もあるので、電車とバスで訪れる場合もこの付近がスタート地点となります。
今回入りそびれましたが丹沢商店で情報収集が可能たそうで。
外には公衆トイレもあります。
途中自販機やトイレは一切ないので、ここで必ずトイレは済ませて、飲み物等用意し忘れたようならしっかり購入しておきましょう。
トイレはトイレットペーパーない可能性大なのでポケットティッシュ必須かも。
また、道や地図も確認!
渓谷をちょっと進むとすぐ電波が入らなくなります。
こちらのPDFなど事前にダウンロードや印刷しておくと便利。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0602/kenseipj/file/walking/yamakita/41.pdf
そしていよいよ、れっつごー!!
バス停玄倉~境隧道
湖に流れ込んでいる川沿いの道を上流の方へ歩いていきます。
この辺りは道路も舗装されていてなかなか歩きやすい。
左にこんな感じの綺麗な川を眺めながらハイキングを楽しむことができます。
やっぱりちょっと青い。
そしてしばらく進むと、
こんな看板が。
実は、先ほど無料駐車場のお話をしましたが、実は去年まではここより先まで車で行けたみたいなんです。
ただ、訪れる人が増えたというのもあったのか、ここまでしか行けなくなったようで。
車で行く人はここから先へは行けないので注意してくださいね!
以前来たことある方も要注意かと!
更に先に進むと左の川がところどころ滝のようになっているのですが・・・
既にユーシンブルー!!!
太陽がよくあたっていたこともあってか(12時近かったのでほぼ真上)、透明度が高くこの辺りとてもきれいな青に見えました!
ちなみに帰りはこんな綺麗じゃなかったです。時間帯と天気は重要ですね。
そしてたどり着くのがこちらのゲート。
昔はここまでが車で行けたそうです。
このゲートの雰囲気・・・事前に調べておかないと
「あれ?こっから先は歩いても進めないのかな??さっきの川がユーシンブルーか!!」
と思ってしまいそうな重苦しさがありますね笑
ちなみにここまで約30分くらい。
ゲートの脇をすりぬけると林道に入ります。
ここからは川はたまにしか見えず、道も舗装されていないのでちょっぴり歩きにくいです。
マイナスイオンを感じながら歩くこと40分…
最初のトンネル、境隧道に到着!!
境隧道からの3つのトンネル
実はユーシン渓谷のハイキングコース、このトンネルも話題なんです。
ユーシンブルーまでは3つ、ロングコースのユーシンロッジまで行くには更に5つと、合計8つのトンネルが待ち構えているんです。
しかも、明かり等一切なし!!!
そんなトンネルに入るのなんて初めてな東京で育った私としては冒険心がくすぐられすぎて!!!感動!!!
ちなみにこの最初のトンネルは向こう側が見えると思うんですが・・・
更にここから15分くらい進んだところにある新青崩隧道は
まじで先が見えない
先が見えないのはちょっと曲がってるからというのもあるんですが、結構長いんです。ほんとに明かりないんです。
いやいや、そんなこと言っても大丈夫っしょ?と思うかもしれませんが、懐中電灯必須です。
肝試しできるレベルです、ほんと!
観光地化されてしまってもこのトンネルは本当新鮮なんで残してほしい。
トンネルを抜けると
こんな感じの、見晴らしのよい場所へ!!!
また15分くらい歩いて3つめのトンネル、石崩隧道。
出入り口だけ舗装されてるけど、ちょっと奥、手彫り感がすごいwww
ここも出口の光は見えるんですが、地面がかなりでこぼこしてて水もたまっているので、懐中電灯がないと少し危ないです。
そしてこのトンネルを抜けて5分もしないうちにユーシンブルーが見れる玄倉ダムへ!!!
ユーシンブルー
玄倉ダムが見えてきました。
写真の通り、このダムのある下流の方の水も青く見えたと思うのですが、
実は一番青く見えるのは、このダムの水が溜まっているところなんです。
それが、こちら。
ここまで歩いてきてよかった・・・!!!!
って感じの美しさ!神秘的!!
最初に紹介した写真と同じなんですが、でも本当に水の底の岩がはっきり見えるぐらい透き通っていて、深みのある青をしてますよね。
どうしてこんなきれいな青になるのか、とっても不思議です。
残念ながらこのエリアはそこまで紅葉してませんでした。
後ろの木々が赤く色づいていたら、赤と青のコントラストで一層美しく見えたことでしょう。
かろうじて見つけた赤がこれ。
こればっかりは行っていないとなかなかわからないタイミングでもあるので難しいですね。
しかし、一週間前がこれなので、この土日や次の勤労感謝の日の祝日などはちょうどよく見ごろなんじゃないでしょうか!!!
まとめと注意点
今回目的のユーシンブルーまで歩いて往復3時間半。
ハイキングなんてめったにしないですが、なだらかで平坦な場所も多かったので、初心者でしたがそこまで大変ではなかったです。
ちなみにこれはいわゆるショートコース。
よく紹介されているハイキングコースは現在休業中のユーシンロッジまでなのですが、そこまで行くと往復6時間半くらいかかるそうです。
紅葉の時期ですし、そこまで行ってみても良かったかも。
どちらにしても時間が結構かかりますしあっという間に暗くなるので、
行くときは時間に余裕を持って午前中から行くようにしてくださいね!
持ち物としては、懐中電灯必須です!
途中は売店はおろか自販機などもないので、お弁当やしっかり水分補給できるよう飲み物もちゃんと持って行ってください。
もちろんごみはお持ち帰りで!
動いていると暖かいですが、山の中なのでかなり涼しいです。トンネルの中は特に笑
なので、調節しやすい暖かい服と動きやすい恰好、靴を心がけてください。
今回は行きませんでしたが、近くに中川温泉という温泉もあるみたいなので、たっぷりハイキングした後はそこで汗を流すのもありかも!
とにかく気軽に行けてしまうので、次はユーシンロッジまで歩いて温泉コースで、また遊びに行きたいと思います!